栄養価をグンと上げる卵の調理法

美腸栄養士 中嶋円香です。


「腸を整えること」
は、コレとコレを取ればいい!

と一概に言えず。


一食に意識したい食材として
食品研究家の医学博士吉村裕之先生が
提唱されている

ま→豆類

ご→ごま

わ→わかめなどの海藻類

や→野菜

さ→魚

し→しいたけなどのキノコ類

い→いも類


「まごわやさしい」

を意識すると分かりやすいですね。

私もよく思い出しながら
お料理を作ります。


ただ。
たくさんの食材は使うのが大変…

けど栄養バランスは整えたい。


そんな時にお役立ちする食材が、


卵です。



卵は、食物繊維とビタミンC以外
の栄養素を含む

完全食品


とも言われています。

つまり、卵を使えば、
他にサラダと果物をプラスするだけで

必要な栄養素がゲットできる!
とも言えるわけです。

他にも、
具沢山の味噌汁に
卵を落としていただく。
これも最高のお食事です。


今日は、優秀な卵を使うときに
気をつけておきたい

加熱温度

についてお伝えしていきます。


実は、
加熱温度によって、
私たち人の体の吸収率が変わる
と言われており色んな研究があります。


本日は「ちいさな図書館」さん
の記事を参考にさせていただきました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~rokky/index.htm


出来るだけ必要な栄養素は
欲しいですよね。


卵の加熱温度による
一番おすすめな食べ方を比較しながら
ご紹介していきます。


まずは加熱温度0

生たまご。


卵かけご飯や納豆に混ぜたり…
トロッとまろやかで甘みも加わり
美味しくなりますよね。

熱を加えてないし丸ごといただくことから
吸収率高そう!

と思われがちですが、

吸収率は低めです。


卵白に含まれる〝アビジン〟という
糖たんぱく質が

卵黄に含まれる〝ビオチン〟という
水溶性ビタミンの吸収を阻害する

とも言われ、体への吸収率は低くなります。


新鮮な卵が入った時のお楽しみ♪
くらいに思っておくといいかもしれません。


次は加熱温度90度前後の

ゆでたまご。


卵は、加熱しても
ビタミンの消失はそこまで多くないため、
加熱したからといって、心配は要りません。


ただ。

消化吸収率は低い

ので、体調が良くないときは
おすすめできません


元気な時に、
満足感や腹持ち良くするために
食べるにはおすすめです。




最後に加熱温度65度前後の

半熟たまご。


飲食店にもよく出てくる半熟卵。

こちらは

一番吸収率も高く、

おすすめな食べ方

となります。


半熟卵の作り方は

沸騰したお湯に卵を入れ、火を止めて30分。
(ティファールの小さめ鍋の場合です。部屋が寒かったり、鍋の種類によって前後あります)


良かったら作られてみてください。


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